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体重減少

食べているのに体重が減る、食欲はあるのに…
「体重減少」とは?

食べているのに体重が減る、食欲はあるのに…「体重減少」とは?体重減少とは、6~12ヶ月の間に元の体重から5%以上減少することを指します。ただし、肥満の方がダイエットをして体重を減らす場合は除きます。
しっかり食事をしていても体重が減少する場合は、何らかの病気が隠れている可能性があります。ダイエットをしていないのに周囲から痩せたと言われたり、ベルトや服が緩くなったと感じたりする場合は、大阪消化器内科・内視鏡クリニック 難波院へお早めにご相談ください。

体重減少症状チェック

体重減少症状チェック
  • 6~12ヶ月の間に体重が4.5kg以上減った
  • 6~12ヶ月の間に体重が元の体重の5%以上減った
  • ダイエットをしていないのに体重が減る
  • ベルトや服が緩くなった
  • 何もしていないのに周囲から痩せたと言われる
  • 食べても体重が減る
  • 常に食欲がなく、体がだるい

など

上記に該当しなくても、1ヶ月に2kg以上体重が減る場合は体重減少と考え、当院へお早めにご相談ください。

ストレスの可能性も!?
体重減少の原因

体重が減少する原因には、以下のものが考えられます。

ストレス

精神的なストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れ、消化吸収を促す副交感神経の働きが抑制され、食欲が低下することがあります。

栄養不足

食事内容が偏ると、必要な栄養素が不足し、体重減少の原因となります。

消化不良・吸収不良

消化管に何らかの病気があると、食べ物の消化や栄養素の吸収がうまく行われず、体重減少の原因となります。

代謝・内分泌異常

インスリンの分泌が不足すると、エネルギー源となるブドウ糖が細胞に吸収されず、体重減少を引き起こします。

受診すべき体重減少の
目安は?

以下の項目に1つでも該当する場合は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。お早めに当院へご相談ください。

受診すべき体重減少の目安は?
  • 6~12ヶ月の間に体重が4.5kg以上減った
  • 6~12ヶ月の間に体重が元の体重の5%以上減った
  • 1ヶ月で体重が2kg以上減った
  • 上記に当てはまらない程度の体重減少があり、喉の渇き、多飲、多尿、倦怠感、目がかすむ、食欲低下、頭痛、発熱、むくみ、甲状腺の腫れなどの症状がある

など

体重減少で考えられる疾患

糖尿病

糖尿病は、インスリンの機能低下により血糖値が上昇し、体内のエネルギー利用効率が低下する疾患です。初期段階では自覚症状に乏しいため、定期的な健康診断が重要です。進行すると、体重減少が顕著になることがあります。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの過剰分泌により全身の代謝が亢進する疾患です。主な症状には、著しい疲労感、体重減少、多汗があります。代謝亢進により、摂取カロリーが消費カロリーに追いつかず、体重が減少します。

うつ病

うつ病は、2週間以上続く持続的な気分の落ち込みを特徴とする精神疾患です。食欲低下がしばしば見られ、それに伴う体重減少が起こることがあります。また、活動量の低下も体重減少に関与する可能性があります。

慢性胃炎

慢性膵炎は膵臓の慢性的な炎症性疾患で、進行すると消化酵素の分泌不全により消化不良を引き起こします。その結果、栄養吸収が阻害され、体重減少に繋がることがあります。

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がん

がん細胞は増殖するために、大量のエネルギーを必要とします。また、消化器系のがんでは消化機能の低下や食欲低下が起こり、さらなる体重減少を引き起こします。

炎症性腸疾患
(潰瘍性大腸炎、
クローン病)

炎症性腸疾患は、免疫系が誤って腸を攻撃し、炎症を引き起こす病気で、潰瘍性大腸炎とクローン病が含まれます。これらは難病に指定されており、主な症状には腹痛、下痢、血便があります。

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逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃酸を含む胃内容物が食道に逆流することで食道粘膜に炎症を起こす疾患です。胸焼けや胃もたれなどの症状により食欲が低下し、結果として体重減少を引き起こすことがあります。

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胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜に潰瘍が形成される疾患です。胃腸機能の低下や腹痛により食欲が減退し、それに伴って体重が減少することがあります。また、出血による貧血も体重減少の一因となる可能性があります。

胃潰瘍について
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拒食症

精神疾患である摂食障害の一種であり、太ることに対する恐怖、痩せたいという願望から、無理な食事制限や食後の意図的な嘔吐、下剤の乱用で極端な低体重になる病気です。

体重減少の検査

どのくらいの期間でどの程度体重が減少したのか、体重減少以外の症状などをおうかがいし、血液検査、尿検査、腹部超音波検査、胃カメラ検査、大腸カメラ検査などを行います。

当院の胃カメラ検査と大腸カメラ検査は、患者様の負担を軽減しながら検査を受けられる体制を整えていますので、安心して検査を受けていただけます。

体重減少で何科に行くか
迷ったら消化器内科へ

食欲がわかずに体重が減ったり、普通に食べていても体重が減ったりする場合は、何らかの病気が原因となっている可能性があります。原因が思い当たらない体重減少がある場合は、消化器内科を受診しましょう。