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胃がむかむかする

胃がむかむかする、
夜中に胃がむかむかして
目が覚める、
吐き気も…

胃がむかむかする、夜中に胃がむかむかして目が覚める、吐き気も…胃のむかつきや吐き気は、複数の要因で引き起こされます。例えば、感染症、消化不良や胃酸の過剰分泌、ストレス、過度の飲酒や喫煙、食べ物や薬剤などです。食べすぎや飲酒による消化不良であれば、一時的に飲食を控えることで症状の改善を見込めます。
しかし症状が1週間以上も続く場合は、感染症や他の疾患が隠れている可能性を考慮して、医師の診察を受けることが望ましいです。
大阪消化器内科・内視鏡クリニック 難波院では、食生活や生活習慣の見直しをふくめて、胃の不快な症状を改善する診療を行っております。何だか胃がすっきりしないといったご相談でも構いませんので、お気軽にご相談ください。

胃がむかむかするのは
ストレスのせい?

胃がむかむかするのはストレスのせい?ストレスによって交感神経の活性化や胃酸分泌の増加が生じて、胃の不快な症状を引き起こすことが指摘されています。ただし、ストレス以外の要因によっても生じるため、決めつけは危険です。
他の要因として考えられるのは、加齢による胃腸の蠕動運動や消化吸収の機能低下、自律神経失調症、脂っこい食べ物を食べ過ぎること、他の疾患の症状として現れていることもあります。

胃がむかむかする症状があるときに考えられる疾患

例えば、以下の疾患が関わっている可能性があります。

機能性ディスペプシア

胃カメラ検査などでは異常が認められないものの、げっぷ、胃の灼熱感、腹部膨満感などの症状が現れる病気です。原因は、胃酸の過剰分泌、食生活の乱れとされています。

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逆流性食道炎

食道の収縮機能の低下や食道と胃の境目にある下部食道括約筋の緩みが原因となり、胃酸や胃の内容物が逆流してしまう病気です。主な症状として、胃酸による胸焼け、声枯れ、胃痛などが生じます。

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虫垂炎

盲腸の付け根にある虫垂に便塊、異物、回虫などが溜まることで感染症や炎症が引き起こされる病気です。
突発に発症する特徴があり、激しい腹痛、発熱、吐き気などを生じます。放置すると重篤化するため、早急に医療機関への受診が必要です。

急性胃炎・慢性胃炎

胃がむかむかする等の症状は共通していますが、原因は異なります。
急性胃炎はウイルス感染、非ステロイド性抗炎症薬の内服、暴飲暴食などが関与し、慢性胃炎はヘリコバクターピロリ菌への感染、喫煙、過度な飲酒が持続することから発症します。

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胃がん

胃の粘膜に発生する悪性腫瘍によって、胃の不快感、腹部膨満感、体重減少といった初期症状から始まり進行する病気です。

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胃・十二指腸潰瘍

主にヘリコバクターピロリ菌の感染や非ステロイド性抗炎症薬の長期使用が原因となり、胃・十二指腸の粘膜がただれる病気です。
胃酸や消化液がただれた粘膜をさらに傷つけるため、長期的な痛みや不快感、胃のむかつきに悩まされます。

胃潰瘍について
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食道がん

腹部手術や腹膜炎などによって腸粘膜が、癒着・狭窄して腸内容物が通りにくくなっている状態です。
排ガスが胃へ逆流することでの胃のむかむか、吐き気、便秘、腹痛、発熱などが主な症状ですが、癒着・狭窄している腸管の壊死によって重篤化する恐れがあります。
該当する症状がある際は、早急に当院へご連絡ください。

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腸閉塞

腹部手術や腹膜炎などによって腸粘膜が、癒着・狭窄して腸内容物が通りにくくなっている状態です。
排ガスが胃へ逆流することでの胃のむかむか、吐き気、便秘、腹痛、発熱などが主な症状ですが、癒着・狭窄している腸管の壊死によって重篤化する恐れがあります。
該当する症状がある際は、早急に当院へご連絡ください。

循環器疾患

心臓や血管に病変が生じると、十分な血液を各臓器へ送り届けることが難しくなり、胃への血液供給不足から消化不良や食欲不振を発症することがあります。

胃がむかむかする場合の検査

当院では、問診、各種検査、ピロリ菌の除菌治療を行っております。
まずは、いつからどのような症状があるか、服用中のお薬、直近の食事内容などを問診でおうかがいします。問診から検査が必要な臓器を特定し、以下の検査を実施します。

  • 胃カメラ検査
  • 腹部超音波検査
  • ピロリ菌の関与が疑われる場合はピロリ菌検査

不快に感じやすい胃カメラ検査では、経鼻内視鏡や鎮静剤もご用意しておりますので、ウトウトした状態で嘔吐反射の生じにくいカメラで検査を受けていただけます。
検査方法に気がかりなことがある際は、お気軽にご相談ください。

胃がむかむかするときの
対処法

当院では疾患の治療の他、以下の指導や治療も実施しております。

食事指導・生活習慣指導

食事指導・生活習慣指導治療中の過ごし方については、患者様の普段の状況をおうかがいし、現実的なご提案をいたします。
  • 一口量をよく噛んでから飲み込む
  • 食事中はスマートフォン等を触らず食事に意識を集中する
  • 食後30分間は、座ったまま安静にする
  • 睡眠時間を確保できるよう生活習慣を見直す
    など

ピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌の除菌治療検査でピロリ菌陽性の結果が出た際は、当院で胃酸分泌抑制薬と抗生物質を組み合わせた除菌治療を受けていただけます。
この治療によって、慢性胃炎や十二指腸潰瘍へ進行するリスクを防ぐことが可能です。

ピロリ菌の検査・
除菌について
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胃がむかむか、
気持ち悪いのが続く場合は
当院までご相談ください

胃の不調の背景には、重大な病気が隠れていることがあります。特に吐き気、食欲不振などが1週間以上も続いている場合は、必ず受診をご検討ください。早期に原因を特定できれば、症状の軽減や完治を見込めます。

当院では、胃の不調を多角的に把握するための丁寧な問診、負担の少ない検査、個別性に沿った治療方法などをご提供しております。気がかりなことはお気軽にご相談にいらしてください。