- 大腸カメラ検査前の選べる下剤でノンストレス
- 当院の選べる下剤の種類
- 当院でおすすめの下剤
「モビプレップ」 - 下剤の服用場所も「院内」と
「ご自宅」を選択可能 - 当院で行う大腸カメラ検査
(大腸内視鏡検査)について
大腸カメラ検査前の
選べる下剤でノンストレス
大腸カメラ検査を行う日、検査前に下剤で腸内をきれいにする必要があり、これを「前処置」と呼びます。
前処置で使用する下剤の種類は、クリニックによって異なります。当院では、さまざまなタイプの下剤をご用意しておりますので、患者様のご希望に応じて選択していただけます。
必要量、味などから、ご自身に合ったものをお選びください。ストレスのない前処置、気軽に受けられる大腸カメラ検査を目指します。
このようなことでお悩みの方は当院にご相談ください
- 一般的な量(1.5~2リットル)を飲むのはきつそう、きつかった
- 味がついている方が飲みやすそう
- 以前に処方された下剤がどうしても合わなかった
- 味や量は気にしないので、洗浄力の高いものを使いたい
- 水に溶かして飲む下剤ではなく、錠剤なら飲めそうだ
当院の選べる下剤の種類
当院では、以下の下剤をご用意しております。
患者様お一人おひとりに合った下剤の選択で、前処置が楽になります。
種類 | モビプレップ | マグコロールP | ピコプレップ | ニフレック | ビジクリア |
---|---|---|---|---|---|
下剤の味 | 〇 | ◎ | ◎ | △ | なし(錠剤) |
下剤の量 | 1.5リットル | 1.5リットル | 400ml | 2リットル | 50錠 |
下剤の 洗浄力 |
◎ | 〇 | △ | 〇 | 〇 |
下剤の 飲み方 |
水に溶かして 飲む |
水に溶かして 飲む |
水に溶かして 飲む |
水に溶かして 飲む |
水1リットルと 一緒に飲む |
モビプレップ
梅ジュースのような味です。洗浄力に優れるため、さまざまな医療機関で取り扱いがあります。
特にご希望がない場合、味にもそこまでこだわらないという場合には、こちらをおすすめします。
ただし、腎臓疾患をお持ちの方はお飲みいただけません。
マグコロールP
リンゴジュースのような味で、とても飲みやすいとご好評いただいています。
味にこだわりたいという方におすすめです。
ただし、腎臓疾患をお持ちの方はお飲みいただけません。
ピコプレップ
リンゴジュースのような味で、とても飲みやすくなっています。
必要量がもっとも少ない下剤ですが、洗浄力はあまり高くありません。必要量を少しでも抑えたい、飲み切れるか不安が強いという方にはおすすめです。
ただし、腎臓疾患をお持ちの方はお飲みいただけません。
ニフレック
薄いレモンジュースのような味ですが、好みが分かれます。
体内でほとんど吸収されないため、腎臓疾患のある方でもお飲みいただけます。
ビジクリア
唯一、錠剤として飲める下剤です。ただ、50錠の下剤を1リットルの水と一緒に飲むことになるため、「量が少ない」とは言えません。
錠剤なら飲めるという方におすすめです。
なお、腎臓疾患・心疾患をお持ちの方、高血圧の治療中の方、65歳以上の方はお飲みいただけません。
当院でおすすめの下剤
「モビプレップ」
下剤の一番大切な役割は、「腸内をきれいにして観察しやすくすること」です。そのため、特にご希望がない場合には、洗浄力がもっとも高い「モビプレップ」をおすすめします。梅ジュースのような味で、比較的飲みやすくもあります。
ただ、下剤が飲めなければ大腸カメラ検査もできませんので、無理におすすめすることはございません。下剤を飲むにあたってのご不安、以前受けた前処置で何が辛かったかをお教えいただければ、患者様に合ったものをご提案いたします。
下剤の服用場所も「院内」と「ご自宅」を選択可能
大腸カメラ検査前の前処置は、「院内」または「ご自宅」で行っていただきます。
院内の場合、ご自宅の場合、それぞれメリット・デメリットをご紹介しますので、安心できる方をお選びください。
メリット | デメリット | |
院内で 下剤服用 |
・医師や看護師がそばにいるので、 気持ち悪くなった時など すぐに対応してもらえる ・追加の下剤が必要になった場合、 すぐに対応してもらえる ・ご自宅~クリニックまでの移動中に 便意をもよおす心配がない |
・患者様によっては、ご自宅ほど リラックスできない ・クリニック滞在時間が長くなる |
自宅で 下剤服用 |
・リラックスして前処置ができる ・クリニック滞在時間が短くなる (便意を待つあいだ、家事などが できる) |
・ご自宅~クリニックまでの移動中に ※ご自宅での服用で気分が |
当院で行う大腸カメラ検査
(大腸内視鏡検査)について
当院では、下剤の種類、下剤の服用場所(院内/ご自宅)を選べることに加え、以下のような体制を整えた大腸カメラ検査を行っています。
- 鎮静剤を使った大腸カメラ検査に対応しております。鎮静剤を使用すると、ウトウトとした状態で、痛みや恐怖を感じにくくなります。
- 将来的ながん化のおそれがある大腸ポリープについては、大腸カメラ検査で発見次第、その場で切除することが可能です。大腸ポリープのうちに切除しておくことで、大腸がんの予防となります。
- 胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同日に受けられます。検査前の食事制限、鎮静剤の使用、鎮静剤を使用した場合の検査後の運転制限などが1回で済むため、患者様のご負担が抑えられます。
- 土曜日や日曜日にも胃カメラ検査・大腸カメラ検査を実施しております。平日がお忙しい方でも無理なく内視鏡検査を受けていただけます。
精密かつ安心・安全の大腸カメラ検査を提供しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。