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お腹は空くのに
食べると気持ち悪い

お腹は空くのに
食べると気持ち悪い、
ご飯を食べると
気持ち悪くなる

お腹は空くのに食べると気持ち悪い、ご飯を食べると気持ち悪くなるお腹が空けば、誰でも「何か食べたいな」と考えます。食べ過ぎて、少し気持ち悪くなったという経験も、多くの方がお持ちでしょう。その場合は、食べ過ぎをやめれば気持ち悪さを防げます。
しかし適量なのに毎回のように食後に気持ち悪くなるという方、気持ち悪く少ししか食べられないといった方は、注意が必要です。
ここでは、上記のような場合に考えられる原因、対処法などについて、ご紹介いたします。

お腹は空くのに食べると
気持ち悪いのはストレス?
原因と考えられる疾患

主な原因としては、ストレスや暴飲暴食、消化器の疾患が考えられます。
気持ち悪さ(吐き気・むかつき)以外の症状がある場合には、特に注意が必要です。

ストレス

仕事や人間関係におけるストレスを溜め込んでしまうと、自律神経が乱れ、胃腸の不調をきたすことがあります。
ストレスを溜めないこと、溜まる前に趣味や運動などで解消することが大切です。ただ、「ストレスが原因だ」と思い込んでいたら実は病気だったということもあるため、放置しないようにしましょう。
腹痛や下痢など、他の症状を伴うこともあります。

暴飲暴食

食べ過ぎ、お酒の飲み過ぎは、胃もたれの原因となります。1日胃もたれがあったからといって過度に心配する必要はありませんが、習慣化しないようにしましょう。胃炎、肥満、生活習慣病などの原因にもなります。
胃もたれの他、胃の痛み、ゲップなどの症状を伴うことがあります。

逆流性食道炎

胃酸の逆流によって食道が傷つき、炎症を起こす病気です。暴飲暴食、肥満に伴う腹圧の上昇、加齢に伴う下部食道括約筋の緩みなどが原因となります。
胸焼け、胃の気持ち悪さ、吐き気、ゲップ、呑酸などの症状を伴います。

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胃潰瘍

ピロリ菌感染、非ステロイド剤抗炎症薬などを原因として、胃の粘膜が深く傷ついてしまった状態です。胃やみぞおちの痛み、胸焼け、ゲップ、吐き気・嘔吐、食欲不振などの症状が、食事中~食後に現れます。
共通する原因、似た症状を持つ病気として十二指腸潰瘍がありますが、こちらは空腹時に症状が強くなる傾向があります。

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機能性ディスペプシア

胃カメラ検査などの検査を行っても異常は認められないのもの、みぞおちの痛み、食後の胃もたれ、灼熱感、早期飽満感(少ししか食べていないのに満腹になる)といった症状を伴う病気です。
胃や十二指腸の運動異常、胃酸の過剰な分泌、ストレスなどが原因と考えられます。

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胃がん

ピロリ菌の長期感染、喫煙、塩分の摂り過ぎなどを原因として発症します。初期は症状に乏しく、ある程度進行してから胃やみぞおちの痛み、食欲不振、胸焼け、吐き気などが出現します。腫瘍から出血し、黒色便(タール便)や吐血に至ることもあります。

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自分でできる!?
お腹は空くのに食べると
気持ち悪いときの対処法

以下のような方法で改善・解消できることがあります。

食生活の改善

食生活の改善食べ過ぎや飲み過ぎを自覚している方、若い頃と変わらない食生活をしている中高年の方は、まずは食べる量を減らし、お酒も控えましょう。
ただし、栄養バランスを崩さないよう注意が必要です。

適度な運動

適度な運動適度な運動は、ストレスの解消、自律神経の調節に役立ちます。
太っている人は、食生活の改善とあわせて減量に取り組みましょう。ウォーキング・散歩などの軽い運動から始めるのがおすすめです。

生活リズムを整える

生活リズムを整える起床時間、就寝時間をできるだけ一定にした、規則正しい生活を送りましょう。
質の良い睡眠がとれることで、自律神経も整います。

市販薬を使用する

市販薬を使用する市販されている胃薬を使用するという方法もあります。
ただし、あくまで応急的な対応ですので、頻繁の飲まなくてはいけないような場合・飲んでも改善しない場合には、当院にご相談ください。

お腹は空くのに食べると
気持ち悪い場合には
消化器内科にご相談ください

お腹は空くのに食べると気持ち悪くなるという場合には、胃カメラ検査に対応している消化器内科を受診することをおすすめします。当院でも、問診や診察の上、必要に応じて胃カメラ検査を実施しています。
症状が何週間も続いている、対処法を試したけれど改善しない、早く原因を突き止め対処したい・スッキリしたいといった場合には、ぜひ当院にご相談ください。もちろん、発症後間もない場合でもご相談いただけます。