TOPへ

腹痛

腹痛が続く、
痛みに波がある、
刺すような痛みがある

腹痛が続く、痛みに波がある、刺すような痛みがある腹痛とは、みぞおちから下腹部にかけて感じる痛みを指します。原因は、消化管(食道、胃、十二指腸、大腸、膵臓、胆嚢)や、子宮、卵巣、前立腺などの臓器、神経や筋肉など多岐にわたるため、診断が難しいこともあります。診察時には、痛みの種類や場所、強さなどを具体的に伝えることが診断の手がかりとなります。
お腹の痛みにお悩みの方は、大阪消化器内科・内視鏡クリニック 難波院へお早めにご相談ください。

このような痛みは
ありませんか?

  • 痛みに波がある
  • 腹痛が長期間続いている
  • 突然強い腹痛が生じ、なかなか治まらない
  • 徐々に痛みが強くなる

など

こんな腹痛は要注意!
すぐに受診しましょう!

  • 突然の強い痛み
  • 歩くたびに痛みが響く
  • 排便がなく、吐き気や嘔吐がある
  • 38℃以上の発熱がある
  • 胸痛、息切れ、動悸がある
  • 下痢や血便がある
  • 痛みが徐々に強くなる
  • 痛みが6時間以上続く

など

上記の症状を伴う腹痛は、すぐに医療機関を受診しましょう。

食後の腹痛がある?
ご飯を食べて30分後に
下痢をするのはなぜ?

食後の腹痛がある?ご飯を食べて30分後に下痢をするのはなぜ?毎食後に腹痛や下痢が起こる場合、食生活の乱れやストレス、ピロリ菌感染、食中毒が原因として考えられます。また、過敏性腸症候群(IBS)、機能性ディスペプシアなどの病気も疑われます。

下痢について詳しくはこちら

腹痛の原因

腹痛は、暴飲暴食やストレスなど、生活習慣の乱れが原因で起こることが多いですが、様々な臓器に関連した病気が原因の場合もあります。
痛みが強い、長時間続く、痛み以外の症状がある場合は、お早めに当院へご相談ください。

腹痛で考えられる疾患

以下は、腹痛がある場合に考えられる主な病気です。

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流することで食道粘膜に炎症を引き起こす病気です。腹圧が上昇するような作業や習慣、加齢に伴う下部食道括約筋の衰え、薬の副作用などが原因となります。
主な症状には、頻繁なげっぷ(特に酸っぱいもの)、腹痛、胸痛、胸焼け、咳、声のかすれなどがあります。

詳しくはこちら

慢性胃炎

慢性胃炎は、主にヘリコバクター・ピロリ菌の感染が原因で、胃粘膜に慢性的な炎症が起こっている状態です。
主な症状として、胃痛、胸焼け、胃の重い感じ、腹痛、吐き気、食欲不振、腹部膨満感などが現れます。

詳しくはこちら

胃・十二指腸潰瘍

胃・十二指腸潰瘍も、主な原因はヘリコバクター・ピロリ菌の感染です。胃または十二指腸に潰瘍が形成される病気で、胃痛、嚥下困難、胸焼け、胸痛、腹痛、吐き気・嘔吐、黒い便(タール便)などの症状が見られます。これらの症状が持続する場合は、医療機関での診察が必要です。

胃潰瘍について
詳しくはこちら

過敏性腸症候群

検査をしても腸に炎症などの異常が認められないにもかかわらず、排便で軽快する腹痛や下痢と便秘を繰り返す病気です。主な原因は、ストレスや自律神経の乱れとされています。

詳しくはこちら

炎症性腸疾患
(クローン病、
潰瘍性大腸炎)

免疫機能の異常で免疫細胞が腸を攻撃して炎症を起こす病気で、難病に指定されています。
主な症状は、腹痛、下痢、血便です。

詳しくはこちら

感染性腸炎

細菌やウイルス、寄生虫の感染によって引き起こされる急性の腸炎です。
主な症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、発熱、食欲不振、血便です。

大腸がん

大腸粘膜に発生するがんで、主な危険因子は食生活の欧米化、運動不足、飲酒、喫煙などです。初期段階では自覚症状はほとんどありませんが、進行すると血便、下痢、便秘、腹痛、体重減少などの症状が現れます。

詳しくはこちら

腸閉塞(イレウス)

何らかの原因で腸が狭窄し、内容物が通過しにくくなる状態です。過去に腹部の手術や腹膜炎の経験がある方に発症しやすいです。
主な症状は、吐き気、嘔吐、腹痛、腹部膨満感、便秘です。

急性膵炎

膵液中の消化酵素により膵臓が急性の炎症を起こしている状態です。主な原因は、胆石や過度の飲酒です。
主な症状は、上腹部から背中にかけての激しい痛みです。

急性虫垂炎(盲腸)

虫垂が閉塞し、炎症を起こしている状態です。悪化すると虫垂が破裂し、腹膜炎を起こすこともあります。
初期症状には、みぞおちの痛み、吐き気、食欲不振があり、徐々に右下腹部へ痛みが移動するのが特徴です。腹膜炎を起こすと、高熱を伴います。

尿路結石

尿路に結石ができる病気で、主な原因は、脱水、食生活の乱れ、尿路感染、代謝異常です。
尿路が閉塞すると、側腹部や下腹部、背中に強い痛みが生じ、痛みが数時間続きます。痛みの強さには波があり、吐き気や発熱を伴うこともあります。

膀胱炎

膀胱が細菌感染により炎症を引き起こしている状態です。
主な症状は、頻尿、残尿感、排尿時痛、血尿、発熱などです。

腹痛の検査

問診で症状を詳しくおうかがいし、胃カメラ検査、大腸カメラ検査、CT検査、MRI検査、超音波検査、血液検査、尿検査などを行います。
当院の胃カメラ検査と大腸カメラ検査は、患者様の負担を軽減しながら検査を受けられる体制を整えていますので、安心して検査を受けていただけます。

腹痛の治し方

検査の結果、腹痛の原因となる病気を診断できれば、その病気に応じた治療を行います。
また、生活習慣の乱れが腹痛の原因である場合は、生活習慣の改善も行います。

腹痛を和らげる体勢は
前傾姿勢

腹痛を和らげる体勢は前傾姿勢腹痛がある時は前傾姿勢をとることで腹壁の緊張が取れ、痛みを和らげる効果が期待できます。
便秘でお悩みの方は、足を少し上げ、股関節を曲げて座る姿勢が効果的です。
また、横向きに寝て足を曲げ、体を丸める姿勢も痛みを和らげる効果があります。消化を促したい場合は右向き、食べ物の逆流を防ぎたい場合は左向きに寝ましょう。